Larrivee C-05 Eagle Special 1998年製

~Larrivee Guitar Gallery ①~

 2004年11月、長い間休止していた趣味の音楽活動再開記念に購入。太古の昔に所有していたL-28 が「初代」であることから、これは「二代目」と命名。どうしても初代と同じフローレンタイン・カッタウェイボディーの新品が欲しくてインターネットを探し回りやっと見つけた。 

 

 やや硬めの、現代的なトーンであるが、マホガニー材の特徴のまろやかな感じも良く出た、繊細できらびやかな音色、各弦の音量バランスは申し分なく、音の分離も非常に良い。それでいて見た目から想像する以上の音量――僕が「近代Larriveeの音」と呼んで、他のギターの音の特徴を聞き分ける際の基準としているギターでもある。

 

 現在、手持ちで唯一ピックアップ内蔵であることから、ステージでの出番は最も多い。

 

左:ヘッド 中央に小ぶりなEagle 
左:ヘッド 中央に小ぶりなEagle 
右:フローレンタインカッタウェイとブリッジの装飾
右:フローレンタインカッタウェイとブリッジの装飾


Larrivee C-05 Eagle Special

 

<<仕様>>

 表板:Solid Sitka Spruce 

 側・裏板:Solid Honduras Mahogany 

 ネック:One-piece Mahogany 

 指板:Ebony 

 下駒:Ebony

 サドル・ナット:TUSQ

 

【関連エッセイ】

  ▸活動再開と二代目Larrivee

  ▸二代目の復権