~Larrivee Guitar Gallery ②~
2005年8月、指弾きのインストゥルメンタル系をやろう! と思い立った時にタイミング良くインターネットで発見。カナダ・ビクトリア工房時代のクラシックギターで当時の上級機種であるが、日本向けのカタログでは紹介されなかった幻(?)のLarriveeクラシックギターだ。インストゥルメンタル系どころか本格的にクラシックギターを習い始めるきっかけとなったギターである。
見かけの美しさとはうらに、長期間誰にも弾かれず放置されていた「眠り姫」であったため、完全復活まで半年もの期間を要した曰く付きのギター。が、苦労の甲斐あって蘇った音色はまさに絶品。Jean Larrivee氏が元々クラシックギターのルシアーであったことを考えるとこれはある意味Larriveeの原点と言うべきモデルかもしれない。
<<仕様>>
表板:Aged Solid German Spruce
側・裏板:Solid Indian Rosewood
ネック:One-piece Honduras Mahogany
指板:Unbound Solid Ebony
下駒:Rosewood
サドル・ナット:Ivory(現在はTUSQに置換)
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